お知らせ(アーカイブ№2)
9月11日全労連女性部大会で趙さん発言
全国一般女性センター代議員の趙です。
はじめに、6月1日に発足した資生堂/アンフィニ争議支援共闘会議に全労連から柴田副議長が代表になっていただき、また全労連女性部が加盟していただき、ありがとうございます。
私は、夫の母親が中国残留孤児で、13年前に家族で中国から日本にきました。
そして、約4年前から資生堂の鎌倉工場で口紅を作ってきました。
私の仕事は、「口紅の中味の溶解」つまり、口紅の元になる材料を溶かして調合する作業で、5キロの重さがあるポットを片手に材料を釜に入れ、90度から60度の温度で溶かし、その後、ポットに付着した材料をとるため、そのポットを100度のお湯につけ込みます。
お子さんと一緒に・・・
口紅は、高い値段の物ほど溶かすときの温度が高く、温度調整の難しさはもちろん、高温作業のため最善の注意をはらわなければいけません。
資生堂の口紅を作るのに、正規も非正規も関係なく、必要なのは技術と努力です。
今まで、あんなにがんばってきたのに、資生堂が口紅生産の量を減らしたという理由だけで、簡単に辞めさせられるとは思っていませんでした。
働いている私たちにも生活があります。
私の夫は、造園の仕事をしていて、季節によっては仕事が少なくなります。
私が鎌倉工場を首になったころ、夫の仕事も少なくなり、家の中は急に暗くなりました。
組合でたたかうと決めたときも、夫はとても心配して、はじめは家の中であまり話をしないようにしていました。
しかし、昨年の12月、みなさんのご支援のおかげで東京高裁で逆転勝利をしたとき、やっと中国の家族にも報告ができました。
ありがとうございます。
争議団は7人いますが、全員女性でみんな家庭を支える役割を果たしています。
私も今は電気部品の組み立て工場で、時給810円で平日働いています。
悔しさはたくさんあるものの、裁判をたたかっていくのは大変で、子どもがまだ小さいこともあり、今日も一緒につれてきていますが、夜遅くなる会議もすべてこの子をつれていきます。
今は、どうしていつもいっぱい人がいるところに行くのか、どうしてお母さんはいつもこうやってしゃべっているのか…不思議に思っていると思います。
この子が大きくなったとき、「僕のお母さんは、大きな企業を相手に闘って勝ったんだ」って胸を張っていってもらえるように、がんばりたいです。
全労連女性部のみなさんには、日頃から大変お世話になっていますが、今日も資生堂宛の署名を配らせていただいていますので、ぜひご協力をお願いします。
また、後ろで物資販売もやっていますのでご協力をお願いします。
明日は参加できず大変申し訳ありませんが、これからも争議団7人最後までがんばっていきますので、よろしくお願い致します。
(発言原稿より)
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